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「田舎暮らし」やグリーンツーリズム、エコツーリズムを考える場合、
人里離れた秘境域を巡るガイドツアーも魅力であるが、
中国山地の麓には、昔懐かしい里山の環境が開け、
静かなたたづまいの集落や清流の風景が見られることも多い。
これまで、そのような山里の環境は観光の対象とはされなかったが、
古き良き時代の懐かしい日本の原風景が失われゆく中、
山里の自然や景観、歴史、生活文化が観光資源として着目されつつある。
喧騒や雑踏の多い都会での生活に飽き、
静かな山村での「田舎暮らし」に憧れる都市生活者も少なくない。
しかし、その山里も過疎高齢化が進行し、荒廃の道をたどりつつあるとされ、
農山村の活性化が求められている。
ある意味で山里は都市と農村との交流の舞台であり、
グリーンツーリズムのフィールドでもあることから
「山里の旅」を考える上で興味深い地域であるが、
そこは人の生活や生産の場であり、
人の暮らしになじむ観光プログラムや仕組みづくりが
求められている。
〒719-3121 岡山県真庭市上河内652-1
(仮住所)
tel 0867-55-2831・fax 0867-55-2832
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草葺き屋根の家
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